マーケティングコンサルの代わりは?本当に必要な2つの価値とその代替手段
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マーケティングコンサルの代わりは?本当に必要な2つの価値とその代替手段

山本至人
19分で読めます

「コンサルに頼んだのに、期待した成果が出なかった」「毎月の報告書はもらうけど、結局何をすればいいか分からない」——こんな経験から「代わり」を探していませんか?

この記事でわかること

  • そもそも「マーケティングコンサル」の範囲が広すぎる問題

  • 月30万円のCMOが実際に提供していた「本質的な2つの価値」

  • なぜChatGPTではコンサルの代わりにならないのか

  • 月5万円で「戦略立案+PDCA伴走」を代替する方法

「マーケティングコンサルの代わり」を探している人は、2種類いると思っている。コンサルに失望した人か、費用に見合う価値を感じられなかった人。

私自身が月30万円のCMOだったから分かるが、コンサルの品質はピンキリ。戦略立案から実行まで全力で伴走するCMOもいれば、月15万円でレポートを出すだけの「名ばかりマーケター」もいる。

この記事では、コンサルの本当の価値は何かを分解し、その代替手段を正直に評価する。提供していた側だからこそ書ける内容。


そもそも「マーケティングコンサル」の範囲が広すぎる

マーケティングコンサル5タイプの図解

マーケティングコンサルとは、企業のマーケティング活動を専門家が支援するサービスです。ただし「コンサル」と一口に言っても、中身は全く違う。

タイプ

やること

戦略を考えるか

費用帯

SNS運用代行

投稿作成・スケジュール管理

✕ 作業のみ

月5〜15万円

Web広告運用

広告入稿・レポート作成

△ 改善提案程度

月10〜50万円

SEOコンサル

記事企画・内部対策

△ SEO領域のみ

月10〜30万円

戦略コンサル

WHO/WHAT/HOW設計

◎ 戦略の核

月30〜80万円

CMO型(常駐)

戦略→実行→PDCA全部

◎ 経営判断まで

月30〜150万円

「マーケター」を名乗りながら、実態はInstagram投稿の代行だけだった——というケースは珍しくない。マーケティングコンサルの費用相場と選び方の詳細はこちら

⚠ 注意: 「コンサルの代わり」を探す前に、あなたが不満を感じているのは「コンサル全般」ではなく「そのコンサルのタイプ」かもしれない。SNS運用代行に戦略立案を期待していたなら、それは人選ミス。代わりを探す前に、まず「何が足りなかったのか」を整理することが先。


月30万円のCMOが提供していた「本質的な2つの価値」

コンサルの本質的な2つの価値の図解

コンサルの本質的な価値は、①他の人では作れない戦略の立案と、②地に足のついた実行計画をやり切る伴走の2つです。正直、この2つを両方提供して月30万円は格安だった。大手なら同じ内容で月100万円を超える。

価値①「戦略立案」=経験×業種理解×方向性を決める安心感

コンサルの最大の価値は「この方向で大丈夫」という確信を持たせてくれること。

中小企業の社長は、マーケティングの選択肢が多すぎて決められない。SNSか広告かSEOか。ターゲットを広げるか絞るか。価格を上げるか下げるか。どれも「やった方がいい気がする」けど、どれが正解か分からない。

私がCMOとして提供していたのは、この「迷い」を解消する力。過去に数十社を支援した経験、業種ごとの勝ちパターン、マーケティング理論の知見——これらを総合して「あなたの会社は、この方向で、この順番でやるべきです」と言い切る。方向性が決まると、社長は迷わず実行できるようになる。これが月30万円の本質的な対価。

価値②「実行伴走」=PDCAを回し切れるように並走する

戦略を作るだけのコンサルは多い。きれいな戦略書を渡して「あとは実行してください」で終わり。

私は違った。週1回のミーティング、Slackで随時相談、施策がうまくいかないときの軌道修正、数字を見ながらの判断——社員のように入り込んで一緒に走る。戦略書ではなく、「回し切る力」を一緒に作るのがCMO型の本当の仕事。

多くの中小企業がPDCAを回し切れない。日々の業務に追われて施策が止まる。3ヶ月前の施策の結果を誰も覚えていない。改善が回らないから成果も出ない。コンサルが「伴走」する最大の価値はここにある。

ポイント

コンサルの価値は「戦略立案」と「実行伴走」の2つ。①だけのコンサルは多いが、②まで本気でやるCMOは少ない。あなたの不満は、②が欠けていたのかもしれない。


「代わり」を探している3つの不満パターン

コンサルへの3つの不満パターンの図解

「コンサルの代わり」を検索している人には、だいたい3つのパターンがある。不満の原因が違えば、必要な代替手段も変わる。

不満①「戦略書はもらったが、実行できなかった」

一番多いパターン。コンサルは立派な戦略書を作ってくれた。でも社内に実行する人がいない。結局、戦略書はデスクの引き出しに眠っている。

これは価値②(実行伴走)が欠けていたケース。戦略を作るだけでは売上は1円も変わらない。必要なのは「実行→検証→改善」のサイクルを回す仕組み。

不満②「言うことが毎回変わる/抽象的すぎる」

先月は「SNSに注力しましょう」、今月は「やっぱりSEOが先です」。助言がブレると、現場は混乱する。

これは価値①(戦略立案)が弱かったケース。明確なフレームワーク(型)がなく、その場その場の思いつきで提案している。経験が浅いコンサルに当たると、こうなる。

不満③「費用に見合う成果が出ていない」

月15万円払って、もらえるのは月次レポートだけ。「PVが5%増えました」と報告されても、売上に繋がっているか分からない。

これはそもそも①②の両方が足りていないケース。やっていることはSNS運用代行なのに「マーケティングコンサル」と名乗っている可能性がある。

💡 Tip: 不満の原因が分かれば、代替手段も変わる。①が欠けているなら戦略の型が必要。②が欠けているならPDCA管理の仕組みが必要。③なら、そもそもコンサルのタイプを変えるべき。


コンサルの代わりになる4つの手段|メリデメと運用のコツ

コンサルの代わりになり得る手段は4つ。それぞれメリット・デメリットが違う。自社の状況に合わせて選んでほしい。

代替① 自分で戦略を考え、実行部分だけ代行に頼む

戦略は自分の頭で考え、SNS運用やWeb制作など「手を動かす部分」だけ外注するパターン。

メリット

デメリット

コストが最も安い(代行費のみ)

戦略を考える力が自分にないと機能しない

自社のことを一番知っている社長が方向を決められる

間違った方向に全力で走るリスク

判断軸が自分に残る

忙しいとPDCAが止まる

💡 うまく運用するコツ: 自分で戦略を考えるなら、最低限「誰に売るか(WHO)」「何を伝えるか(WHAT)」「どう届けるか(HOW)」の3つを紙に書き出してから代行に発注する。この3つがないまま「SNS運用お願いします」と頼んでも、代行側も方向性が分からず成果が出ない。

代替② ChatGPTに相談しながら進める

戦略のブレストや施策のアイデア出しをChatGPTに聞きながら自分で進めるパターン。

メリット

デメリット

無料〜月3,000円で始められる

質問のたびに回答が変わる。信頼して実行に移せない

24時間いつでも相談できる

業種特化の知見がない。出力が一般論に収束する

ブレスト・コピー作成には優秀

先月の施策を覚えていない。PDCAが回らない

💡 うまく運用するコツ: 「マーケティング戦略を作って」と丸投げしない。「製造業で従業員10名、月商500万の会社のターゲットを3案出して」のように、業種・規模・条件を毎回具体的に入力する。ただし会話が途切れると文脈が消えるので、重要な出力は必ず別のドキュメントに保存しておくこと。[ChatGPTの活用法と限界はこちらで詳しく解説](/blog/chatgpt-marketing-how-to-use)

代替③ フリーランスマーケターにスポットで頼む

特定の課題だけをフリーランスのマーケターに依頼するパターン。LP制作、広告設計、SEO改善など。

メリット

デメリット

必要なときだけ頼める(スポット10〜30万円)

戦略全体を見てくれない。部分最適になりがち

人によっては高い専門性を持っている

当たりハズレが大きい。選定が難しい

月額の縛りがない

継続的なPDCAには向かない

💡 うまく運用するコツ: フリーランスに頼むなら、先に戦略の方向性を自分で決めてから発注する。「SNS集客を改善したい」ではなく「このターゲットに、このメッセージを、Instagramで届けたい。投稿の企画と運用をお願いしたい」まで具体化すると、フリーランス側も動きやすく成果が出やすい。

代替④ AIマーケター(専用ツール)を使う

マーケティング専用のフレームワークを搭載したAIツールで、戦略からPDCA管理まで一貫して行うパターン。

メリット

デメリット

型があるから回答がブレない。信頼して実行に移せる

人間のコンサルほどの柔軟な判断はできない

業種特化のコンテクスト設計で一般論にならない

最終判断は自分でする必要がある

PDCAを自動管理。過去の施策を記憶・学習する

対面での相談や交渉はできない

月5万円〜。コンサルの1/6以下

ブランドの世界観構築は人間の仕事

私が開発したMyMarketerは、CMOとして使っていたWHO→WHAT→HOWの型をAIに搭載したツール。型があるから答えがブレない。ブレないから信頼して実行に移せる。ChatGPTとの最大の違いがここ。

さらに、施策ごとにAIが記録・検証・改善提案を自動で行うので、忙しい社長でもPDCAを回し切れる。過去に効果がなかった施策をまたやろうとすると「これは前回効果がなかったので別のアプローチを検討しませんか」とアドバイスが来る。月30万円のCMOが横で伴走していたのと近い効果を、月5万円で。

4つの代替手段まとめ比較

比較項目

①自力+代行

②ChatGPT

③フリーランス

④AIマーケター

戦略立案

自分次第

△ 一般論

△ 部分的

◎ 型+業種特化

方向性の一貫性

自分次第

✕ 毎回変わる

◯ 人による

◎ 型で固定

PDCA管理

✕ 自力

✕ 記憶なし

△ 依頼範囲のみ

◎ 自動管理

費用

代行費のみ

無料〜3千円

スポット10〜30万

月5万円〜

向いている人

マーケの基礎知識がある社長

コスト最小で試したい人

特定課題を解決したい人

戦略+PDCAを仕組み化したい人

ポイント

どの手段にもメリデメがある。大事なのは「自社に足りないのは戦略なのか、実行力なのか、それとも両方か」を見極めること。①〜③は部分的な代替。④は戦略+PDCAの両方をカバーする。


今のコンサルに不満があるなら、まず「型」で試してみる

いきなり今のコンサルを解約する必要はない。

まずAIマーケターで並行して戦略を作ってみてほしい。30分で自社の戦略の骨格ができる。それを今のコンサルの提案と比較してみる。

  • 方向性が同じなら、コンサルの提案は正しかった。問題は実行にある

  • 方向性が違うなら、どちらが自社に合っているか検討する材料になる

  • そもそもコンサルの提案が抽象的すぎて比較できないなら、それ自体が答え

判断軸を持ってからコンサルを評価する。これが最も賢いやり方。判断軸がないままコンサルを変えても、また同じ不満を繰り返す可能性がある。

MyMarketerの無料体験で、まず30分で自社の戦略を作ってみてください。コンサルの代わりになるかどうかは、試してから判断すればいい。


よくある質問

マーケティングコンサルの代わりになるものは?

コンサルの本質的な価値は「戦略立案」と「実行の伴走」の2つ。戦略立案はAIマーケター(月5万円〜)で代替可能。実行の伴走はAIのPDCA管理機能で補完できる。

ただし新規事業の立ち上げや複雑な組織課題がある場合は、人間のコンサルが必要。AIマーケターは「戦略と管理」、人間は「判断と交渉」で役割分担するのが最適。

ChatGPTはマーケティングコンサルの代わりになる?

部分的には使えるが、代わりにはならない。最大の問題は「質問のたびに回答が変わる」こと。コンサルの本質的な価値は「この方向で大丈夫」という確信を持たせること。一貫した型がないChatGPTでは、その安心感を提供できない。

ブレスト・コピー作成・リサーチには活用できるので、「戦略はAIマーケター、部品作りはChatGPT」の使い分けが効率的。

コンサルに不満がある場合、まず何をすべき?

まず不満の原因を特定する。「戦略がない」「実行支援がない」「費用に見合わない」の3パターンがあり、原因によって代替手段が変わる。

いきなり解約せず、AIマーケターで並行して戦略を作り、コンサルの提案と比較するのが安全。判断軸を持ってから評価するのが賢いやり方。

月5万円でコンサルと同じ成果は出る?

「戦略を作る」部分はAIマーケターで同等の品質が出せる。ただしコンサルの最大の価値は「人間としての判断力」と「経験に基づく直感」。

AIは理論とデータに基づく提案は得意だが、経営者の人柄や社風を汲んだアドバイスは人間にしかできない。月5万円で「戦略+PDCA管理」を押さえつつ、必要なときだけスポットでフリーランスに相談する組み合わせが現実的。


まとめ|「代わり」を探す前に、何が足りなかったかを見極める

マーケティングコンサルの代わりを探しているなら、まず「何に不満を感じていたか」を整理してほしい。

コンサルの本質的な価値は2つだけ。

  1. 戦略立案: 他の人では作れない戦略を設計し、「この方向で大丈夫」という確信を持たせる

  2. 実行伴走: PDCAを回し切れるように、社長の隣で一緒に走る

この2つが揃って初めて成果が出る。①だけのコンサルは多い。②だけのコンサルはもっと少ない。両方やるCMOは希少で高い。

AIマーケターは、この2つを月5万円で代替する選択肢。型に基づく一貫した戦略と、自動で回るPDCA管理。コンサルの「考える力」と「並走する力」を、AIで再現する。

まずは無料体験で、30分で自社の戦略を作ってみてください。今のコンサルの提案と比較してみて、どちらが自社に合うか——その判断ができること自体に価値がある。


参考文献

  • ミエルカ社「マーケティングコンサルタント費用相場調査」(2025年) — タイプ別費用帯の根拠

  • 中小企業庁「中小企業白書 2024年版」— 中小企業のマーケティング外注実態


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著者について

山本至人

山本至人

200社以上の中小企業マーケティングを支援。WHO-WHAT-HOWフレームワークをAIに組み込んだMyMarketerの開発者。株式会社WHAT代表取締役。東京大学松尾研AI経営修了。

法政大学法学部卒業。映像制作事業やDtoCアパレルブランドなど複数の新規事業立ち上げにCMOとして携わる。2023年株式会社WHAT設立。外部CMOサービスにて多くの企業のマーケティング支援を実施。東京大学松尾研AI経営修了。

  • 株式会社WHAT 代表取締役
  • 東京大学松尾研 AI経営寄付講座 修了
  • 複数企業の外部CMOとしてマーケティング支援を実施
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