マーケティングの内製化は「人を雇う」だけじゃない|AIで進める内製化の手順と失敗しないコツ
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マーケティングの内製化は「人を雇う」だけじゃない|AIで進める内製化の手順と失敗しないコツ

山本至人
26分で読めます

マーケティングの内製化を考えたとき、最初に決めたいのは「誰を採用するか」「どのAIを入れるか」よりも、今の業務のどこを、自社で回せるようにしたいかです。外注費を減らしたいのか、修正を速くしたいのか、施策の判断に必要な情報を社内に残したいのかで、引き取る仕事は変わります。

AIを使えば、文章の初稿や資料の整理などを社内で試せます。ただし、ツールの利用料だけで費用を比べると、準備・確認・修正の時間を見落とします。採用、育成、AIの利用、外注の継続を組み合わせ、自社で続けられる範囲を決めましょう。

この記事で整理できること

  • マーケティングを内製化するメリットと、負担が増える条件
  • AI・社内担当者・外注先の業務分担
  • 確認工数と初期費用を含めた費用の比べ方
  • そのまま使える業務比較票と、試行から引き継ぎまでの進め方

本記事はAIマーケティングのサービスを提供するMyMarketerが作成しています。内製化やAI導入を前提にせず、外注を続ける選択も含めて判断するための材料をまとめました。

マーケティングの内製化とは?

マーケティングの内製化(インハウスマーケティング)とは、これまで広告代理店や制作会社などの外部に委託していたマーケティング業務を、自社の中で行えるようにすることです。戦略の立案、広告の運用、SNSやコンテンツの制作、効果測定などが対象になります。

全部を自社に移す必要はありません。たとえば、顧客情報と訴求の判断は社内、原稿の初稿はAIを使って作成、専門的なデザインは制作会社に依頼する、といった分担もできます。外部の助言を受けながら、自社が目的と予算、実施する範囲を決める形でも構いません。

内製化の範囲は、業務ごとに決める

「自分たちで作れるか」に加えて、「品質を確認できるか」「担当者が不在でも続けられるか」まで確認します。作成できても確認する人がいなければ、外部のレビューを残すなど、体制を補う必要があります。

マーケティングの内製化を考えるきっかけ

外注の見直しを考えたら、まず困っていることを一つの業務に落とし込みます。「外注費が高い」だけでなく、「毎月のレポートを受け取っても、次の施策を決められない」のように書くと、解決すべき箇所が見えてきます。

  • 費用を把握したい:媒体費、制作費、運用費、社内の確認時間を分けて確認する。
  • 修正を速くしたい:依頼、素材の準備、作成、承認のどこで待っているかを調べる。
  • ノウハウを残したい:成果物だけでなく、判断理由や実績を社内で参照できる状態にする。

承認待ちが原因なら、制作を内製化しても速くならないことがあります。外注先と共有する情報や契約範囲の見直しで解決するなら、業務を移さずに改善する方法もあります。

マーケティング内製化のメリットとデメリット

観点期待できるメリット増える負担・成立する条件
費用繰り返す作業の外注費を減らせる場合がある採用・教育・ツール・確認工数を含めると高くなる場合もある
スピード小さな修正を社内で進めやすい担当者の時間と承認手順が整っている必要がある
ノウハウ試した内容と判断理由を次の施策に使える記録・共有・引き継ぎを運用に組み込む必要がある
品質顧客の反応や商品情報を制作へ反映しやすい専門知識が必要な確認や、第三者の視点を確保する必要がある

内製化しただけで、費用が下がったりノウハウが残ったりするわけではありません。外注でも判断理由やデータを共有すれば知見は残せますし、内製でも担当者のチャットにしか記録がなければ引き継ぎに困ります。

内製化に向く業務・外注に残したほうがいい業務

業務名だけで「記事は内製、広告は外注」と決めず、繰り返す量、確認できる人、使える資料、失敗した場合の影響で比べます。定期的に発生し、完成の基準が明確で、社内に確認者がいる作業は試行の候補になります。

反対に、年に一度しか使わない専門技術、品質を社内で判断できない仕事、失敗時の影響が大きく確認体制がない業務は、外注や専門家のレビューを残す候補です。戦略も社内だけで考え切る必要はなく、外部の知見を借りながら事業責任者が選択できます。

次の記入票をコピーし、候補の業務ごとに埋めてください。空欄がある仕事は、その情報を確認してから移行を判断します。

記入する項目自社の情報
業務と目的何を作り、どの事業成果に役立てるか:
量と期限月あたりの本数・実施回数、納期:
現在の分担と負担外注範囲・費用、社内の準備・確認・修正時間:
移行後の分担社内担当者、AIに任せる工程、外部に残す工程:
材料と確認者必要な資料・データの保管先、品質を確認する人:
試行の合格条件納期、品質、総工数、費用について許容する水準:
続けられない場合中止条件、外注へ戻す手順、担当不在時の引き継ぎ先:

候補が複数ある場合は、事業上の課題への貢献と、上の条件がどこまで揃うかを比べます。「AIが得意そう」という理由だけで最初の業務を決めないことがポイントです。

記入例:週次SEOレポートの初稿を社内で作る

一つの候補として、毎週のアクセス報告を考えてみます。次の表は本記事の試験をもとにした業務設計例です。担当者・期限・保存先は自社で決める項目であり、実際の組織への導入実績ではありません。

記入する項目週次レポートでの記入例
目的・範囲週ごとの検索流入の変化を整理し、次に確認する記事を一つ選ぶ。記事の公開やタイトル変更は別途承認する。
量・期限週1本。確認者が読む前日までに初稿を作る(期限は自社で設定)。
社内で用意するもの前週と当週のGSC・GA4データ、取得期間・状態、指標の定義、前回の採否と変更履歴。
AIへ任せること差分の要約、原因候補、不足情報と次の確認案の初稿。
社内・外部の確認社内で元データ・計算・事実と仮説を照合。取得設定やSEOの判断を確認できなければ、その部分は専門家に依頼する。
合格条件・中止条件期間と計算が合い、未取得の値を推測で埋めない。確認者が不在、元データが不足、確認工数が許容時間を超える場合は範囲を狭める。

元データも確認者もいない場合、レポートの文章だけを社内で作るところから始めても判断には使えません。まずデータを用意する工程だけを整える、集計と確認を外部に残す、といった進め方を選びます。

人を雇う・AIを使う・外注を続ける場合の費用を比べる

担当者の年間人件費とAIの月額料金は、そのままでは比較できません。AIを使う案にも担当者の準備・確認・修正が必要です。同じ本数、品質、納期を満たす前提で、各案の費用を並べます。

月あたりの比較に含める費用

外注費 + ツール・利用量に応じた費用 + 社内の準備・作成・確認・修正・保守の時間 × 社内で決めた時間単価

採用・教育・データ整理・移行設定などの初期費用は別に記録します。人件費を固定費として計上した場合は、同じ時間を重ねて加算しないようにします。

月4本のお知らせ原稿で比べる記入例

以下は計算方法を示す架空の例です。料金相場や実際の削減実績ではありません。同じ内容・長さのお知らせ原稿を月4本用意し、確認後に既存ページへ掲載する想定です。掲載作業など両案で同じ工程は比較から外し、原稿の準備から承認までを比べます。

費用・時間外注を続ける案AIを使って社内で作る案
原稿の外注費月40,000円0円
ツール費追加なし月5,000円を配賦
社内の準備・作成・確認・修正月4時間月10時間
社内時間の換算(3,000円/時)12,000円30,000円
月あたりの比較額52,000円35,000円
別枠の初期作業追加なし資料・手順の整備12時間=36,000円

この仮定では月あたり17,000円の差ですが、初期作業を含む最初の月は社内案が71,000円になります。確認や手直しが増え、社内案が月16時間になれば比較額は53,000円となり、外注案を上回ります。試すときに測るべきなのは、初稿ができる速さだけでなく、使える原稿になるまでの総時間です。

時間を金額に換算した比較額は、そのまま現金支出の削減額にはなりません。兼任担当者の時間を使うなら、営業や顧客対応など別の仕事を圧迫しないかも確認します。保守や専門家のレビューが必要な場合は、その費用と時間も足してください。

AIに任せる業務、人が判断する業務の分け方

AIに作業を任せる範囲と、成果物の確認者をセットで決めます。「人は最後に選ぶだけ」にせず、入力資料の準備と事実確認も担当として置きます。

工程AIを使う候補人が確認・決定すること
戦略立案提供資料の整理、複数案と不足情報の洗い出し顧客情報・根拠の妥当性、目的、優先順位、予算
制作文章や構成の初稿、表現の別案商品事実、約束できる内容、読みやすさ、公開可否
効果測定確認済みの集計結果の要約、原因仮説の整理取得期間・指標定義・欠測、集計の正しさ、仮説を確かめる方法
改善前回の記録をもとにした改善候補の作成続ける・変える・やめる判断、次に使う時間と費用

数値の集計は表計算や検証できる処理で行い、元データと照合します。最新の仕様や料金は公式情報を確認してください。AIモデルが更新されても、必要な最新情報を取得し、正しく解釈できるとは限りません。

LP制作を試行に選ぶなら、AIでLPの構成から実装まで進める方法と、制作例の確認点も参考になります。制作の流れを示す見本であり、売上や成約率の改善を示す事例ではありません。

AIで内製化を始める進め方|4つのステップ

ステップ1:今のマーケ業務を棚卸しする

前の記入票を使い、業務、目的、外注範囲、社内工数を書き出します。たとえばお知らせ原稿なら、商品情報を集める時間、外注への依頼、確認、修正まで含めます。費用だけでなく、どの待ち時間や手戻りを減らしたいかを特定します。

ステップ2:試す業務と分担を決める

まず一つの業務を選び、入力資料、完成の基準、確認者、期限を決めます。上の架空例なら「月4本の原稿を、確認・修正を含めて月10時間以内で用意する」を試行条件に置けます。ただし、事実誤認や必要な確認の省略があれば、時間内でも合格にはしません。

担当者も確認者も時間を取れない場合は、先に担当範囲を調整するか、外部支援を残します。採用せずに始められる場合もありますが、業務を担う人が不要になるわけではありません。

ステップ3:従来の方法と比べて小さく試す

最初は外注先との契約を急に切らず、契約条件を確認したうえで、限定した成果物で試します。準備・生成・確認・修正にかかった時間と、発生した誤りを記録し、同じ品質の基準で従来の方法と比べます。

作業時間の削減と、売上などの事業成果は分けて見ます。原稿が速くできても、問い合わせが増えたとは限りません。成果が出るまでの期間と母数が必要な指標は、短い試行だけで結論を出さないようにします。

試験で見えたこと:AIの初稿を、そのまま採用しない

2026年9月30日、架空のサイトのデータをCodex CLIへ渡し、週次SEOレポートを作らせました。入力の数字はすべて架空ですが、以下の返答は実際のAI出力です。実Googleアカウントには接続せず、Codexによる編集レビューで元データと照合し、訂正しました。人の担当者による実務運用や顧客成果を検証したものではありません。

入力した指標前週:8/24〜8/30当週:8/31〜9/6
サイト全体のクリック10080
サイト全体の表示回数2,5002,400
サイト全体のCTR4.00%3.33%
news記事のクリック7045
news記事の表示回数・CTR未入力未入力

期間はいずれも2026年の7日間です。AIは全体のクリック減少を整理できた一方、次の確認案に「メインページのCTR低下要因を検証する」と書きました。全体のCTR低下は入力から分かりますが、news記事の表示回数・CTRは渡していません。記事のクリックが減っただけで、記事別CTRも下がったとは判断できません。

架空入力ではnewsのクリック70から45のみ判明。AIは記事別CTR低下を前提にし、編集レビューで未確認として訂正した対照画面
実AI出力の抜粋と編集時の訂正を示す検証用画面。入力の数値は架空であり、製品の管理画面ではありません。
編集レビューで直した次の確認

newsのページ別・クエリ別のクリック、表示回数、CTRを確認する。クリック減少は確認できるが、記事別CTRの変化は未判定。タイトルはまだ変更しない。

人に残る仕事は、AIの文章を読むことだけではありません。今回なら、①比較期間を揃える、②全体と記事別の数値を分ける、③計算を照合する、④未確認の原因を事実にしない、⑤施策を変える前に追加で見る指標を決める、という確認が必要でした。

初回のAI実行は約115秒でした。ただし、これは準備・確認・修正を含む総作業時間ではありません。人の各工程は未計測で、初回の完全な実行ログも残っていないため、外注より速い・安いという比較には使いません。詳しい入力と3回の試行は、SEOレポートのAI自動化を試した実例で確認できます。

ステップ4:別の担当者へ引き継いでから広げる

入力資料、作業手順、確認項目、判断理由、成果物の保存先をまとめ、別の担当者が同じ作業を進められるか確かめます。AIとの会話履歴が残るだけでは、必要な資料や権限が引き継がれるとは限りません。

  • 資料・成果物・アカウントの管理者が分かる。
  • 手順に沿って作業し、同じ品質基準で確認できる。
  • 仕様変更やエラーが起きたとき、確認先と戻し方が分かる。
  • 実績を振り返る担当者と時期が決まっている。

確認工数が想定を超える、期限を守れない、引き継ぎができない場合は、対象を狭めるか外注へ戻します。続けられると確認できてから、次の業務を比較して選びます。

次回に渡す記録の見本

同じ試験では、次週のデータと前回判断を渡してもう一度レポートを作りました。訂正前の判断を渡すと、誤ったCTRの前提も次の出力へ残りました。引き継ぐのは、生の返答だけでなく、何を採用し、何を直したかが分かる記録です。

前週と今週のデータ、修正済み判断を渡す。AIの報告を元データと照合し、確認済みと未解決を次回へ残す工程図
週次SEOレポートの受け渡しを整理した説明図。外部への公開や変更の判断は、社内の確認者が担います。

次の表は、試験の入力と訂正内容を業務用の引き継ぎ票に整理した見本です。保存先・確認者・期限は実験の結果ではなく、自社で設定する欄です。別の担当者への引き継ぎが成功したことを示すものではありません。

引き継ぐ項目今回の例・記入する内容
入力資料前週8/31〜9/6、当週9/7〜9/13のGSC・GA4。サイト全体と記事別の数字、取得状態、指標の定義を分ける。
指示・完成基準事実、原因候補、必要な確認、次の一件を分けたレポート。欠けた数字を推測で埋めず、元データを追える状態にする。
前回の採否全体のクリック100→80、news70→45は確認済み。newsのCTR低下は未確認へ訂正。全記事のタイトル変更は行わず、newsの内訳確認を優先する。
変更履歴この試験では記事の編集・公開は実施していない。実務では変更日と変更内容、未実施の案を分けて残す。
不足時の停止条件GSCが取得できなければ検索流入の比較を保留し、取得済みGA4と区別する。未取得を0とせず、相談・売上への読み替えもしない。
保存先・権限入力、AI原文、訂正版、採否の記録を同じ週の資料として保存。自社の共有フォルダと閲覧できる担当者を記入:____。
次の確認者・期限確認者:____。確認する日:____。確認できない場合の相談先:____。

引き継ぎ票をコピーし、自社の保存先と確認者を埋めてから渡してください。継続してAIに任せる指示や確認手順の設計は、AI社員の作り方で詳しく扱っています。今回のレポート試験だけで、毎週の無人稼働まで確認したわけではありません。

よくある内製化の失敗と、その回避策

初稿の速さだけで、移行を決める

初稿が短時間でできても、根拠の確認や書き直しに時間がかかれば総工数は減りません。完成までの時間と修正内容を記録し、確認しやすい資料や指示に直します。それでも負担が大きければ、外注継続も含めて比較し直します。

担当者のチャットだけに、判断が残る

会話の履歴と、業務の引き継ぎ資料は別です。何を採用し、何を見送ったか、その根拠と資料の場所を共通の保管先へ残します。利用するサービスの保存・出力方法やアクセス権も確認します。

作業は増えたのに、目的に近づいていない

投稿数や記事数だけを追うと、顧客への接点や受注にどう役立つかが曖昧になります。何を達成するための業務かを確認し、必要なら施策そのものを変えます。目的と優先順位を整理する場合は、AIでマーケティング戦略を立てる手順も参照できます。

内製化支援は、社内で足りない工程から選ぶ

内製化を進める支援にも、知識を学ぶもの、実務を一緒に進めるもの、AIを業務へ組み込むものがあります。依頼する前に、納品物だけでなく、支援が終わった後に社内で誰が何を続けるかを決めます。

支援の選択肢向く不足・渡すもの社内に残る仕事・確認点
研修・教育担当者はいるが、分析・制作・確認の方法が不足。自社で使う資料や習得したい業務を渡す。学ぶ時間、実務での練習と承認。受講だけで担当業務を回せるかを別に確認する。
実務の伴走・専門レビュー社内で作れるが、専門判断や改善方法を補いたい。成果物・元データ・困った箇所を渡す。目的と採否の決定、作業担当。どこまでレビューするか、判断理由と手順が残るかを確認する。
AIの業務構築・導入支援繰り返す仕事の入力・出力・接続・確認手順を整えたい。業務資料・利用環境・権限の条件を渡す。情報提供と承認、導入後の確認。対応範囲・保守・終了時の資料と権限の引き渡しを確認する。

社内で資料を用意し、成果物を確認する人が確保できない場合、AIの導入だけでは体制は完成しません。担当範囲を減らす、外注を続ける、担当者を置く選択も含めて比べます。AIの利用料と個別構築の費用を分けて考える方法は、AI社員の導入費用の比較を参照してください。

MyMarketerで内製化を進める場合の準備と分担

提供しているものは、戦略の検討に使う製品、手元のAI環境で制作を試す無料Skill、会社ごとの業務を組み立てる個別支援です。必要な準備と費用の確認先が異なるため、任せたい仕事から選びます。以下は2026年10月2日に確認した公開案内に基づきます。

使い方用意する情報・環境費用・人が担うこと
製品で戦略を検討する事業・顧客・競合などの情報を用意し、戦略や施策の案を検討する。MyMarketerの公式案内で利用範囲を確認。最新の料金・契約期間・無料体験の範囲は公式案内へ。元情報の正しさ、提案の採否、実施できる体制は社内で確認する。
無料LP制作Skillを自分で使うLINEで登録・回答した後、ZIPをPCで展開する。ローカルファイルの読み取り、画像生成、ブラウザ確認に対応するAI環境が必要。受取手順と必要な環境を確認。Skillの配布は無料。AIの契約・生成に別の料金がかかる場合がある。情報の入力、制作結果の確認と公開は利用者が担う。週次SEOレポート用ではない。
個別のAI業務構築を相談する対象業務、今の担当者・時間・外注、会社資料、利用ツールと接続条件を整理し、構築支援の無料診断で相談する。構築と運用管理の費用は業務・接続先に応じて個別案内。外部AI・ツール費も契約前に確認する。情報提供、成果物の確認、公開・配信の判断、例外対応は人が担う。

たとえば「週次SEOレポートを内製化したい」なら、最初に渡すのは対象サイト、集計条件、前回判断、確認者です。無料のLP制作Skillを受け取るだけで、その仕事の接続や定期実行が完成するわけではありません。個別支援へ相談する場合も、成果物・接続範囲・保守・終了時の引き継ぎを先に確認します。

週次レポートでGSCを使う場合は、Googleの検索パフォーマンスレポートの説明で、期間・検索タイプと指標の定義を確認してからデータを渡します。Googleは、全体グラフとページ別の表では集計単位が異なり、合計が一致しない場合があると説明しています。確認担当者は、全体の数字とページの数字を取り違えていないかも照合してください。

よくある質問

マーケティングの内製化と外注は、どちらが安いですか?

同じ量・品質・納期で、初期費用と社内の確認工数まで含めて比べる必要があります。繰り返す量が少ない業務や、確認に専門家が必要な業務では、外注を続けるほうが負担を抑えられる場合もあります。

マーケティングの知識がない会社でも内製化できますか?

必要な資料と、成果物の良し悪しを確認できる人を確保できる範囲から試せます。AIが案を出せても、専門知識が不要になるわけではありません。確認できない部分は、学習する時間を設けるか外部レビューを組み込みます。

内製化と外注は、どう使い分ければいいですか?

繰り返す量、社内で確保できる時間、品質の確認者、失敗した場合の影響を業務ごとに比べます。制作の一部だけを社内に移し、専門的な制作や確認を外部に残すこともできます。

AIで内製化すると、人はいらなくなりますか?

人が不要になるわけではありません。業務の設計、入力資料の準備、事実確認、最終判断、手順の更新を担う人が必要です。採用が必要かどうかは、今いる担当者の時間と能力を含めて判断します。

まず一つの業務で、自社に合う分担を確かめる

最初の作業は、内製化したい業務の記入票を埋めることです。今の費用と確認時間を把握し、社内で引き取る工程、AIを使う工程、外注に残す工程を決めます。そのうえで小さく試し、品質・総工数・引き継ぎまで確認してから範囲を広げてください。

LP制作を最初の一業務として自分で試したい方は、無料LP制作Skillの使い方・必要な環境・受取手順を確認できます。週次レポートを作るSkillではないため、任せたい仕事に合うかを確かめてください。

自社のどの仕事から移すか、AIと人の確認をどう組み合わせるかを相談したい方は、AIマーケターチーム構築支援の無料診断へ。相談の前に取り組みを読みたい方は、自社実践資料の申込フォームをご利用ください。資料は内製化の新しいチェックシートを配布するものではありません。

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著者について

山本至人

山本至人

200社以上の中小企業マーケティングを支援。WHO-WHAT-HOWフレームワークをAIに組み込んだMyMarketerの開発者。株式会社WHAT代表取締役。東京大学松尾研AI経営修了。

法政大学法学部卒業。映像制作事業やDtoCアパレルブランドなど複数の新規事業立ち上げにCMOとして携わる。2023年株式会社WHAT設立。外部CMOサービスにて多くの企業のマーケティング支援を実施。東京大学松尾研AI経営修了。

  • 株式会社WHAT 代表取締役
  • 東京大学松尾研 AI経営寄付講座 修了
  • 複数企業の外部CMOとしてマーケティング支援を実施

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